こんにちは、とやしです。
今回は、がん保険について、知らないと損、
意外と気にしていなった「がん保険の保障内容」と「注意点」 |
これについて情報を発信します。
なんとなく、がん保険ってよく耳にしたりTVのCMで頻繁に流れていたりしますよね。
がん保険は日本ならではの商品で、日本では男性・女性ともにおよそ2人に1人は一生のうちに診断されると言われています。
ゆえに、がん保険に対する関心も非常に高くなってきていると言えます。
もし既に、がん保険に加入している人、またこれから加入を考えている人にとって、知っておいていただきたいポイントをまとめました。
目次
|
がん保険の基本的な保障
がん保険は多くの生命保険会社から様々な商品が発売されており、いろんなものがあります。
その中でも基本的な保障があるので、まずはそこを抑えておきたい。
◆入院給付金
がんで入院したときに支払われる給付金のことです。通常、入院1日につき〇〇円(入院日額)の保障で、入院日数に応じて支払われます。
◆手術給付金
がんで所定の手術を受けられたときに支払われる給付金のことです。手術の内容に応じて、入院日額の10倍や20倍、40倍というように決まられていたり、一定の倍率で支払われます。
◆診断給付金
がんと診断確定されたときに支払われる給付金のことです。通常、入院日額の50倍や100倍、200倍等の給付金が受け取れます。
◆通院給付金
がんの通院治療したときに支払われる給付金のことです。通常、通院1日につき〇〇円の保障で、通院日数に応じて支払われます。
一般的な保障は上記になりますが、他にも、放射線治療給付金や、抗がん剤治療給付金、先進医療特約給付金等、会社によって自分のニーズに応じて組み合わせて設計できるところも多いです。
近年のがん治療事情
医療は日々進化しており、現代の医療に則したがん保険を見極めた方がベターと言えるでしょう。簡単にどうなっているかまとめました。
◆入院が短期化してきている
がんによる入院は近年、毎年減り続けており、もちろんがんの種類やステージにもよりますが、平均約17日程度と言われています。
このことから、何が見えるかというと、
がん治療は「入院ではなく」、「通院で治療する」ことが増えているというのが読み解けます。
◆三大療法
手術療法、薬物療法(抗がん剤)、放射線療法があります。
現在、一般的に行われているがん治療は三大療法(三大治療)と呼ばれています。がんの種類や症状、部位によって単独で行われたり、組み合わせて行われたりします。
◆がん患者の生存率が向上している
昔は、がんになったら「亡くなる病」と認識されていたが、近年の医療の進歩により、「治せる病」に変わりつつあります。
一般的に、5年生存率や10年生存率という指標を用いますが、部位や病期によって生存率は異なってきます。全部位・全病期の5年生存率は約68%のようです。当たり前ですが、ステージⅠの場合とステージⅣの場合では圧倒的にステージⅠの方が生存率が高いのは容易に想像できると思います。病期問わず例えば、前立せんや乳、甲状腺は5年生存率90%というデータも示されています。
がん保険の注意点
■診断給付金の注意ポイント
診断給付金は記載したとおり、がんと診断確定されたときに支払われる給付金です。まとまったお金が必要なときに経済的に大変有効な保障といえます。
まず、診断給付金の支払条件と何回受け取れるか、チェックしましょう。
支払条件と支払回数
最近の商品では少なくなりましたが、昔のがん保険では、入院の要件がある商品がよくありました。つまり、入院しないと、がんと診断されても一時金を受け取れることができないのです。昔から加入している人は、必ずチェックした方がよいでしょう。近年は入院せず、通院だけで治療するケースも少なくないからです。また、支払回数が1回のみなのか、複数回可能なのかも知っておいた方がよいでしょう。転移等するリスクもありますので、支払条件と併せてチェックするべきでしょう。
■通院給付金の注意ポイント
入院より、通院治療が増えてきている中、通院給付金の支払条件もチェックする必要があります。
支払条件
これも、最近は減ってきましたが、昔のがん保険では、入院後の通院が保障対象となる商品がありました。入院してから、通院すれば給付金は受け取れますが、入院せず、通院のみで治療した場合、一銭も受け取れない可能性があります。この点にも注意しましょう。
以前、知人に前立腺がんの方がおり、通院のみの治療をされたようです。そして、いざ保険会社に給付金の請求をしたら、「0円」だったという驚愕のことがありました。みなさん気をつけましょう。
そのほか、いろんな種類の保障がありますので、どういう時に保障を受け取れるかを、必ず確認するように、いざという時に、何にも給付金を受け取れなかった・・・・という残念なことが起こらないよう注意していただきたい。
まとめ
がんになると、経済的にまとまった資金が必要になることが想像できるがゆえ、がん保険に関心が高い方が多いです。身の回りにそういう経験をされた方もいらっしゃるでしょう。
「治療の選択肢を増やす」という意味でも、がん保険の存在価値は決して小さくないのだろう。最近は、先進医療と呼ばれる、高度な技術で陽子線・粒子線治療を受けることもできるが、その際には数百万かかる治療法もあります。
加入しているがん保険が無駄にならないよう、また思っていた保障と違わないよう、後から後悔しないようにしましょう。
ご参考になれば幸いです。
この記事へのコメントはありません。