生命保険の「見直し」をされたことある人はいますか?
「生命保険の見直し」は生命保険業界ではよくあることです。
「見直し」は、良いこともあれば、悪いこともあるので注意したいところです。
今回、生命保険を見直すときに、必ず留意してほしいポイントを簡単にお伝えいたします。
もし見直しを検討をしているのなら、参考にしてもらえたらと思います。
「見直し」自体は悪いことではなく、場合によってはむしろすべきことでもあります。
大事なことですので、そのポイントを見ていきましょう。
簡単に、2点だけお伝えします!
Table of Contents
生命保険を見直す理由・きっかけ
まず、1点目。
今あなたが生命保険の見直しを検討しているのはなぜでしょうか??
本当に見直しが必要なのでしょうか?
冷静に判断してみましょう。
- 担当者から勧められているから?
- 契約更新の時期だから?
- 生活環境に変化があったから?
- 家計を抑えたいから?
担当者から勧められているから?
必ずではありませんが、すこし注意が必要です。
見直しを勧められるということは、新商品の案内等が挙げられます。
例えば、「今ご加入中の商品より新しい商品が出ましたので・・・」という謳い文句はよくある話です。
新商品のご案内自体は決して悪いことではありませんよね。むしろ、有益な情報ということも言えます。
そこはきちんと見極めしたいところです。
現在、加入中の商品にもよるので、一概には言えませんが、必ずメリット・デメリットを確認してください。
よくメリット部分のみにフォーカスして話す人がいるので、その点は注意してください。
デメリットが「ゼロ」ということはまず無いので、デメリットを話さない人は要注意です。
例えば、デメリットの1つとして、「見直しする年齢」で保険料が計算される点です。
通常、年齢が上がるにつれ、保険料も高くなりますので、年齢を重ねた分、保険料率は必然的に上がります。
契約更新の時期だから?
契約更新の時期で「見直し」を検討するというのはよくある話です。
更新は、保障を見直すきっかけになるので、更新のタイミングで見直しの話が上がるのは一般的によくあります。
更新すると、ほとんどの場合、保険料が上がります。そのため、保障を見直して提案するケースがあるのです。
これも決して悪い話ではありませんが、注意して欲しい部分もあります。
更新の機会を利用し、今一度、自身で現在の保障の内容を確認してみてください。
「なぜ、更新型に加入したのか?」「いくらの保障があるのか?」「どんな保障内容があるのか?」
振り返ってみると、なんでこんな保障に加入していたのか・・・と気づくことがあります。
自身の保障について、適切かどうか見直すきっかけにしてみてください。そのうえで、見直すのかどうかを考え始めましょう。
生活環境に変化があったから?
例えば、結婚・出産等が代表的な変化として挙げられます。
つまり、自身にとって必要な保障に変化が出た時期になります。
生活環境の変化で、必要な保障が変わることは十分ありますので、信頼できる担当者と慎重に検討を進めればよいでしょう。
家計を抑えたいから?
家計を抑えたい=保険料を安く抑えたいということだと思います。
保険料を安く抑えるには、現在加入中の保険の保障を下げる(または、保障期間を短くする)ことになります。
自分自身にとって必要な保障と、家計とのバランスになりますので、信頼できる担当者と慎重に検討を進めてみましょう。
ちなみに、保険料を抑える方法は、「見直す」や「解約」以外にも選択肢はありますので相談してみてください。
今の保険内容を再確認しましょう
見直す理由はとても重要です。なぜなら、見直すには、現在の保険が自分に合っているか再確認できるからです。むしろ、再確認できるチャンスと言っても良いかもしれません。適切な保障に加入しているか、考えるきっかけにしてみてください。
保障が適切かどうか分からないよ・・・という方へ・・・。
信頼できる人に相談するのが良いですが、超簡単な確認方法を1つだけお伝えします。
それは、
「特約がたくさんついているかどうか」
特約がたくさんついている場合、注意してください。
本当に必要と感じているのではあれば結構ですが、無駄に特約が付いているケースは「あるある」です。
一部の悪い営業マンは、自身の成績のために保障を乗っけて提案しています。加えて、お客様に見直しを提案する際に、今までの保障内容ありきで話を進めることがあるので、要注意と言っていいでしょう。
初歩的なことですが、一番大事なことは、現在の保障内容や保障期間等、自分に合っているのかを考えてみてください。実は全然合っていなかった、無駄があった、ということが本当に多いです。。。
自身の体況・健康状態
2点目は体況について。
生命保険を「見直す」ということは、基本的に保険に「入り直す」ということです。
保険に入り直すということは、「告知」が必要ということです。
告知は、加入する際に、現在・過去の健康状態等の告知を保険会社にしなければなりません。
場合によっては、加入を断られたり、条件を付けて加入というケースがあります。
つまり、申し込めば必ず加入できるわけではないということです。
保険の見直しを検討する場合、基本的には告知が必要となりますので、その点、踏まえたうえで検討してください。
体況によって、見直しできないこともありますので、そのリスクを踏まえたうえで、自身の保険を検討してみましょう。
まとめ
生命保険の見直しは、必要なことと言えます。
なぜなら、時代によって商品性が変わったりしていますし、昔と現在では、医療制度も違いますし、いろんな面で合わなかったりすることがあるからです。また、生活環境によって、自分自身に必要な保障が変わる時期もありますので、それに合わせて保険を再検討するという点も大事です。
生命保険には、絶対的な答えはありませんが、少なくとも、自分自身に合った保障に少しでも近いものに加入するに越したことはありません。そのために、自身の保険の担当者は超重要です。
最後になりますが、生命保険を検討する際、必ず担当者は慎重に選んだ方が良いです。
現場を見てきた私からのアドバイスです・・・。
ご参考になれば幸いです。
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