京都を代表する紅葉の名所三尾。
高雄には神護寺・槙尾には西明寺・栂尾には高山寺とそれぞれに名刹がございます。
今回はその2番目の古刹、槙尾・西明寺を訪れれます。ここは三尾の中の真ん中に位置する静寂な山寺。
紅葉の京都を求めて歩く旅、今回も舞妓さん達の案内でお楽しみください。
現地取材及び撮影日 2020年11月11日
“好奇心集団sujaku”へようこそお越しやす。
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槙尾・西明寺
西明寺は弘法大師(空海)の高弟の智泉大徳によって平安時代の天長年間(824~834)に、戒律道場として開かれました。
四季折々の情景と静寂な環境が感じられる山寺です。
堂内には、本尊の釈迦如来像(重要文化財)や千手観世音菩薩像(重要文化財)、愛染明王像など多数の仏像が安置されています。
散策コース
前回の記事で訪れた栂尾・高山寺から槙尾・西明寺までのコースを歩きます。
周山街道を南下し、途中から清滝川沿いの道へ入ります。
高山寺から約15分の散策です。
清滝川小道から西明寺へ
清滝川に映える朱色の指月橋を渡ると参道の石段が現れますえ。
大界外相と刻まれた石柱は、この先は静寂な場所という結界なんどす。
石段を上ると古寺の表門です。白壁に美しい紅葉どすなぁ。
西明寺・境内
本堂
本堂は元禄十三年(1700)に桂昌院の寄進により再建された欅造りの建物なんどす。
客殿
鐘楼
表門
本堂と同じ頃に桂昌院の寄進によって建てられた一間薬医門どす。
門をくぐり抜けた両側には槙の古木が植えられてます。
白壁に映える紅葉が美しいどすなぁ。
こと姉さん、どこ行かはるんどすやろ?
槙尾から高雄へ
西明寺の紅葉はちょうど見ごろでほんま美しかったどす。
わたし達はもと来た橋を渡って次は高雄へと向かいました。
指月亭
栂尾の方へ少し戻って指月亭さんで休憩させてもらいまひょ。
栂尾のモミジは少し早くて色づき初めどしたけど、槙尾では今が見ごろでほんま綺麗どしたえ。
美味しいお善哉をいただいてこの次は高雄の神護寺さんへ参ります。
それにしても、こと姉さんはどこ行かはったんやろ?
京都の名所「三尾を巡る旅」は三部作でございます。
今回はその第2部で美しい清滝川沿いにたたずむ山寺・西明寺を訪れました。
ここは平安時代に智泉大徳によって開かれた山寺です。
この時期は既に紅葉が見ごろで清らかな清滝川と境内に映える景色が見事でございました。
今回は三尾の真ん中に位置する槙尾・西明寺を記事にしました。
次回の記事では三尾の3番目、高雄・神護寺を訪れる旅を記事にしたいと思います。
よろしゅうおたの申します。
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