数ある京都の紅葉名所。その中でも特にお勧めしたいのが
高雄(たかお)・槇尾(まきのお)・栂尾(とがのお)の三尾と呼ばれる名所です。
ここは市内の北西に位置する山間の地で、どこよりも早く紅葉が見ごろとなるエリアです。今回は秋を求めてこの三尾それぞれのお寺をめぐる旅をしていきたいと思います。
現地取材及び撮影日 2020年11月11日
“好奇心集団sujaku”へようこそお越しやす。ossans倶楽部のオレンジです。
三尾
せっかくの京都散策におっさんは似合わない?
う~んだったら京都と言えば舞妓さんかな...という事で今回は舞妓さんに案内をお願いしましょうか。
彼女たちがめぐる三尾の秋をお楽しみください。
散策コース
今回私たちが歩いたコースを3つに分けて見ていきたいと思います。
市バス(8号系統) 四条烏丸~高雄まで 520円
JRバス(高雄・栂ノ尾・周山行き)京都駅~栂ノ尾まで 520円
- 栂尾 高山寺
三尾の一番奥にある高山寺を最初に尋ねます。市バス高雄バス停から周山街道を歩いて高山寺までだいたい25分ほどでした。 - 槇尾 西明寺
高山寺から周山街道、途中から清滝川沿いの道に入っていきます。約15分です - 高雄 神護寺
西明寺から川を渡り少し歩いてまた川を渡るとそこから神護寺の入口です。ここから400段の階段を上っていきます。西明寺から10分ほど。
栂尾・高山寺
♪きょうとぉ~とがのお高山寺、恋につかれた女がひとり~♪
こんな曲を聴かはったことありますやろか?
これは「女ひとり」という歌どす。きっと♪京都大原三千院~のところなら皆さん知ってはる思います。
この歌の2番に出てくるのが栂尾高山寺なんですよ。
京都栂ノ尾高山寺、恋に疲れた女がひとり~
大島つむぎにつづれの帯が、影を落とした石だたみ
ほな私らと一緒に高山寺まで紅葉を楽しんでおくれやす。
高山寺は三尾の中でも一番奥の栂尾(とがのお)にある古刹どす。
なんでも奈良時代に作られたそうで、いっときは神護寺の別院だったんどすけれど、建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興しやはったそうどす。
晩秋の頃には紅葉に埋もれる石敷きが美しいのどすえ。ほんま「恋に疲れた女」にぴったりやわぁ。
石積みの上に低い白壁が美しおすなぁ。
石水院の境内は昭和41年(1966)「史跡」、平成6年(1994)「世界文化遺産」に登録されたんどす。
石水院
開山堂には晩年を過ごさはった明恵上人坐像が安置されたはります。
栂尾から槙尾へ
高山寺ほんま良かったわぁ~、ほしたらここから次は槙尾・西明寺に行きまひょか。
そろそろお昼時やさかいお腹がへりましたなぁ。私たちは途中のよしでんさんでお昼をいただくことにしました。
京都の奥深く山に囲まれた北山の地に清滝川が流れる風情ある三尾。
ここは四季折々に美景が広がる景勝地で高雄は神護寺、槙尾は西明寺、
京都でもいち早く紅葉が楽しめる場所ということで、この三尾を訪ねて歩きました。
今回は三尾の最も奥に位置する栂尾・高山寺を記事にしました。
訪れた時期は紅葉には少し早く色づきはじめの高山寺でございました。
次回の記事では三尾の2番目、槙尾・西明寺を訪れる旅を記事にしたいと思います。
よろしゅうおたの申します。
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