京都観光では御所を訪れる人も多いですよね。そんな折に是非とも立ち寄りたいのが御苑内に在る三つの神社です。
厳島神社
苑内の南西に位置する神社で、元々は平清盛が厳島大神を兵庫築島に勧請したのを後に足利義晴が京都に移したものです。
厳島神社内では九条池の展望が見どころです。池の向こうには茶室の拾翠亭を望めます。
祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんにょしん)、平清盛の母の祇園女御。
宗像神社
厳島神社の北東に位置しています。
延暦14年(795年)に藤原冬嗣が小一条殿の邸宅に筑前(福岡県)の宗像社を勧請したのが始まりとされています。
祭神は、多紀理姫命(たぎりひめのみこと)、市岐嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐津姫命(たきつひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんにょしん)を主祭神とされています。
白雲神社
宗像神社を北へ上がったところに位置する神社です。
元仁年間(1224~1225年)に琵琶を家職とする西園寺家の祖である西園寺公経(さいおんじきんつね)が北山殿造営の際に建立した妙音堂が始まりとされています。
祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
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