昔...僕がまだ20代の頃ですからかなり昔ですが、信州の白馬村に1年半ほど住んだことがあるんですね。

その頃はスキーが好きだったんで、いっそ雪国に住んだら冬の間毎日スキーができるなんて思って何のことは無いたったそれだけの理由で移り住んだのですね。

やっぱ昔からあほやったんですわ。

“好奇心集団sujaku”へお越しいただきありがとうございます。ossans倶楽部のオレンジです。

 

る言葉に衝撃を受けたんです

夏の暑い盛りに蓼科高原へ旅行に行ったのです。
都会は30℃を超える猛暑の時でも20℃以下の気候に衝撃と感動を覚えて、信州が大好きになりその後はもう何度旅行に行ったのか数えきれないほどになったのです。

「こんな天気の良い日に働いてどうすんだぁ」

女神湖に居られたガイドさんの言葉が衝撃的で、ああこんな考え方は素晴らしいなぁと当時20代のばか者だった僕はえらく感銘をうけたもんだから、その後の人生はこういうもんになってしまうのです(笑)

 

気も人もゆっくり流れる

さて白馬移住は最初に土地を探して、そして家を建てたわけです。

年中雪をかぶった白馬岳が望める素晴らしい場所でした。
リゾート地として分譲された所ですから周りはペンションばかりです。

あの辺りの分譲は広くて最低でも300坪ほどの区画です。
そこで庭が広いものですから先ずは芝生を植えようと考えまして早速、村の薄っぺらい電話帳で調べて植木屋さんに電話するわけです。

「すいません家の庭に芝生をお願いしたいのですが...」

電話に出られたのは地元の年配のおじいさんでして。
「はい、分かりました直ぐに伺います」快く引き受けてくれました。

「ああ良い人そうでよかった」と思いました。

それから明日か?明日か?と待つんですが、1ヶ月たってもいっこうに来られません。

また電話するわけです。
「すいませんこの間お願いした芝生なんですけれど...」

「はい、分かりました直ぐに伺います!」心地よいお返事。

そしてまた明日か?いや明後日か?と待つわけです。

...でまた1ヶ月たっても音沙汰が無い。
どういうこっちゃ?本当に分かってるのかあのおっさん?

この辺で関西人のイラチが出てくる(いらちってなんやね)

またまた電話をするんですね。

「あのぉ、すいません芝生をお願いした者なんですけどぉ」
「わっかりましたー!直ぐに伺いますね~」

とにかく返事は気持ちのよいおっさんで、もう直ぐにでも飛んで来る様な感じなんやけど...

結局家に来られたのは最初に電話してから4ヶ月たった頃。

おいおいほんまかいな!ええ加減にしてくれよ。

都会で育った者とはあきらかに時間の感覚が違うのですね。

この時僕は数年前に聞いた女神湖のガイドさんの言葉が蘇る。

晴れの日は天気が良いから働かない。
雨の日は当然働かない。
そんなにあくせく働いてどうすんだぁ?

 

に埋もれる至福の季節

白馬連峰を望むみそら野は冬の雪と寒さの季節を省けば、他の3シーズンは最高のリゾート地です。

雪国の遅い春は雪解けとともに花に埋めつくされる季節。

北アルプスの雪が解けて夏は自然に溢れる避暑地に。

10月にはもう初雪を見る秋の季節は赤や黄色に染まります。

いえ本当は白銀の世界に埋もれてしまう季節こそが、都会では味わうことない一切の情報を遮断した至福の時なのかもしれません。

そんな場所で人々はあくせくすることなく暮らしています。
また信州で暮らしたいなと思う気まぐれな今日この頃...