遊び・旅・食

ふらっと芦屋散歩 ◇本場のハム・ソーセージを日本の食卓に・・・何度も行きたくなるメツゲライクスダ

ふらっと芦屋散歩 今回は記念すべき第10回 \(^o^)/  今回はこちら

METZGEREI KUSUDA(メツゲライクスダ)

メツゲライとは・・・ドイツ語で食肉加工品(ハムやソーセージなど)の専門店という意味です。

店主の楠田裕彦氏はヨーロッパ各地で修業を重ね、日本に食肉に親しむ文化を広めたいという想いでこれまでご尽力されてきました。今回は特別に、楠田裕彦氏にインタビューをさせて頂きました。楠田氏のこれまでのシャルキュティエとしてのストーリー、そして今後考えていきたいことをお聞きしました。

インタビューに関しては、後ほど(^^)

メツゲライクスダ・芦屋店 のご紹介

まずは、こちら メツゲライクスダ・芦屋店のご紹介です。

阪神芦屋から名店が並ぶ鳴尾御影線を東へ、宮塚公園の目の前にメツゲライクスダ・芦屋店はあります。優しいベージュ色のレンガの壁に重厚感ある両開きのドア、まるでヨーロッパの街にいるのかしらと思ってしまうほど素敵な外観です。

 

そのオシャレなドアの向こうには、常時、数十種類のハム・ソーセージや十種類ほどのお惣菜やサラダ、こだわりのチーズなどが並べられている長いショーケースがお出迎えしてくれます。

 

 

ショーケースの中には、その時に手に入るこだわりのハーブや野菜、香辛料、フルーツなどで加工された牛肉・豚肉・鶏肉・ジビエのシャルキュトリが並びます。我が家は、毎週のように味付けが変わる豚肉のステーキ(要加熱)や生ソーセージのファンです。 上の写真では、下の段の中央部分です。そして、上の写真の左下のお惣菜やサラダも毎回どれにするか悩みます。(* ´艸`)  上の写真の上2段は、見て分かるように、10種類は優に超えるハム・ベーコン・サラミ・ローストビーフが並べられています。

 

私は、お店の最新情報は 

メツゲライクスダ・インスタグラム投稿&ストーリー

を参考にしています。


2021年2月25日インスタグラム・ストーリー参照

そして、どうしても、美味しそうなシャルキュトリが並ぶショーケースに目がいってしますのですが、お店の壁・装飾・床・いろいろなところに楠田氏のこだわりが散りばめられています。

 

こちらは、お店の床!イタリアから取り寄せたカラーモザイクタイル こちらのタイルからお店作りが始まり、伝統的なイメージを残しつつ、クラッシックモダンに仕上げるために、イメージカラーを選んでいかれたそうです。素敵ですよね。

店内左奥にはイートインのスペースもあり、ワインやビールと共に、美味しいお料理やお店のシャルキュトリを頂くこともできます。

《イートインメニュー》

ホットドッグ/ キッシュプレート/ ラザニアプレート/ ハンバーガー/ プーレロティプレート(じっくりと焼き上げた鶏もも肉)/ プティサレプレート(じっくりと焼き上げた豚バラ肉のプレート)

そのほかサイドメニューやシャルキュトリメニュー・アペタイザーとしてチーズ・ピクルス・お惣菜etc

 

 

では、そろそろ楠田氏へのインタビューへと(^^)

 

楠田裕彦氏へのインタビュー

「楠田さんはどうしてシャルキュティエの道を選ばれたのですか?」

楠田氏

私の父は、ハム職人でした。大手ハムメーカーの職人で、当時は工程ごとに専門の職人がいて、その職人が工房で手造りしていたんですよ。小さい頃は、兄弟で父親が働く工房に出入りして遊んだりも・・・そうしているうちに 工房の端でソーセージを切ったり物を運んだり、簡単な作業を任されるようになりました。

その後、高度経済成長期で工場の機械化が進み、父はこだわりのハム・ソーセージ造りを求めて鹿児島の地で自分のため工房を持つことになったのです。私が10歳くらいの時だったと思います。人を雇う余裕などなく、父と兄と私3人で、ドラム缶で燻したり、細々売り歩いたり・・・学校から帰宅しては、父の仕事を手伝う日々でした。そうしているうちに、自然と腸詰めや豚をさばくこともできるようになっていました。

「その後は順調にシャルキュティエの道へ進まれたのですね。」

楠田氏

いえいえ、父と同じ仕事に就きたいとは思っていなくて、できればスポーツで大学に進みたいと思っていました。ところが、私が16歳のある日、見つけてしまったんです。父のデスクの上に、束になった資料を!!!

その資料には、日本では見たことがないような工房の機械や多種多様な自家製ハムやソーセージ、それらを大空の下、開放的な空間で食事を愉しむシーンが載せられていました。オレンジ色の夕日の中で、気が付けば外が暗くなるまで夢中で読みふけっていました。父のこの資料に出会ったことで、僕の中の希望の光・「ここに行きたい」「こんな文化を日本のも根付かせたい」という気持ちが強くなりました。

楠田氏のようにシェフ・パティシエ・お料理人には現在に至るまでのストーリーが必ずあるものです。そのストーリーに関して詳しく取材されているホームページ・アプリがございますので、ご紹介いたします。

こちらです

Foodion

 

コロナで感じたこと・そして withコロナ時代考えていくこと

 

2020年からコロナの影響で 私たちの生活は大きく変わりました。飲食業界は特に影響を受けました。この1年で感じたこと、そしてこれからの with コロナ時代に考えていることをお聞きしました。

楠田氏

コロナ禍においては、日本国内の小さな生産者さん達が、流通の面で不自由さを感じていたことです。今後は、小さな生産者さん達が、その不自由さを感じない仕組みや生産物の共有ができるシステムができたらと色々な活動を始めています。

また、コロナ禍において考えさせられたことは、これまで海外からの輸入に頼りっきりだった食料についてです。不測の事態の際、輸入食材の流通が途絶えることだってあります。今後は、輸入に頼っていた食材を少しずつ国内生産にシフトして、その生産物を不自由なく流通できる仕組みができれば、国内で循環していくと思うんです。

今後 withコロナの時代は、あと数年続くことを考えると、食の世界は新たなビジネスモデルを模索していくと思います。

メツゲライクスダは、物販専門店として、これまで自宅にて喜ばれる品を提供してきました。 これからも変わらず、そして今後も、より美味しい食材・安心できる食材造りと向き合っている農家さんの国内生産物でしっかりと安心して食べて頂ける製品をお届けしていくことを考えています。

今回、楠田裕彦氏から貴重なお話をお聞きすることができました。ご協力ありがとうございました。(^^)

店舗情報

 

METZGEREI KUSUDA (メツゲライクスダ)・芦屋店

営業時間  10:00~18:00 (イートイン・11:00~15:30/ その後、簡単なおつまみ&ドリンク・18:00まで) 

定休日 水曜日

芦屋市宮塚町12-19

☎0797-35-8001

今回のふらっと芦屋散歩・第10回の投稿いかがでしたか?

芦屋にはまだまだ素敵なお店がいっぱいあります。これからもお店の素敵なストーリーをご紹介できるように取材をしていくつもりです。これからもよろしくお願い致します。

ソフィア

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