目次
野菜を知る
野菜それぞれの特性を知る事が菜園のスタートだと思います。
このカテゴリー「野菜のお話」ではその時々に調べた野菜の特性などを覚書していきます。
ジャガイモ
ジャガイモの植え付け時期
春 3月~4月中旬 育てやすい
秋 8月下旬~9月 育てるのが難しい
秋植えは
● 植え付け期間が短い
● 残暑の暑さで種イモが腐りやすい
● 冬の寒さで大きく育ちにくい
種イモの選び方
スーパーなどで売られているものではなく、ホームセンターなどで合格証の付いたものを選びましょう。
切らずにそのまま植えられる小さなものの方が失敗しない。
植え前の準備
植え付けの2~3週間前から種イモの子芽出しをします。
毎日朝から夕方まで日なたに種イモ太陽に当てます。
夜は寒いので家に取り込みます。
2週間ほどで芽が出てきます。
芽出しは必ず行う必要はありませんが、そのまま植えるよりも発芽がそろって生育がよくなります。
種イモを切る
小さい種イモはそのまま植えます。
大きめのイモ(50g以上)は1つが40g程度になるように切ります。
芽が出ているところを残して縦に切ります。
切り口から腐るのを防ぐために切り口に「草木灰」を付けて1日天日干しをして乾かします。
植え方
水はけのよい場所に植えます。
幅60~70㎝位で深さ10㎝位の溝を掘る。
30㎝間隔で種イモを植えていきます。
5㎝くらい乗るくらいに土を被せます。
芽かき
発芽して目が5㎝くらいに伸びたら、硬くてよい芽を数本残して間引きします。
為イモが動かないようにしっかり押さえて、土の下の方で芽を切ります。
1回目の土寄せと追肥
間引きの後に軽く土寄せを行います。
この時肥料を混ぜた土を使うと効果的です。
2回目の土寄せと肥料
草丈が30㎝ほどになったら1回目と同様に土寄せと追肥をします。
ジャガイモが多くなってくると土から出てしまいます。
太陽に当たると緑色になりソラニンの含有量が増えてしまうのを土寄せで防ぎます。
緑色になったジャガイモはソラニンが多く、食中毒を起こすので食べないようにしましょう。
花が咲いたら取る
花が咲くと種ができてトマトの様な実がなります。
特に問題ないのですが、ジャガイモの成長に必要な栄養が実の方に取られるので、できれば花は取り省いた方が良いです。
収穫
春植えのジャガイモは6月中頃が収穫時期です。
葉の7~8割が黄色くなって枯れてきたら収穫のタイミングです。
天気が続いて土が乾いている時が収穫に良いです。
雨天や雨上がりに収穫すると腐りやすいので注意です。
堀ったジャガイモは風通しの良い日陰で土がさらっと落ちるまで乾かし、早めに取り込みます。
長時間日に当てるとしわになったり、ソラニンが増えるので注意です。
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